三重の文化は様々あれど、今年は、「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年となり、
熊野古道の魅力を、映像と歌でお届けします。
大自然の織りなす風景と秘話、
古道で詠った和泉式部や藤原定家の和歌うた等「光る君」の世界へ誘われるひと時をお楽しみ下さい。
日時
10月6日(日):開場 14時30分~ 開演 15時00分~
場所
三重テラス2階 コミュニティスペース
(東京都中央区日本橋室町2-4-1 YUITO ANNEX 2階)
内容
第一部 セミナー 自然の鼓動に耳をすませて・・・宮本 研(画像)
*三千六百峰の大自然の中を縫うように続く古道と熊野三山を映像と共に知る
「伊勢に七度、熊野に三度、愛宕様へは月参り」動乱の世に、神仏の加護を求めて、庶民から上皇までもが熊野へ向かった。都から往復680㎞、約一か月の旅に後鳥羽院は28回も熊野へ詣でたという。彼らを熊野へと誘った、その景色。
第二部 音楽会 旅した都人の和歌うた・・・岡 美保子(歌・作曲)
*都人が、熊野詣の旅中で詠った和歌は、今にその思いを伝える。
平安時代、旅の中で詠んだ和歌をメロディーにして、その31の言の葉に秘められた真の心に思いを馳せてみましょう!喜びと哀しみと虚しさ…千年の時を経ても変わらぬ…人が生きる姿…が、そこにある。
「うれしくも 神の誓いを しるべにて 心発す 門にいりぬる」
藤原定家
「夢覚むる 枕に残る 在明に 涙ともなふ 滝の音哉」
亀山法皇
「晴れやらぬ 身の浮雲の たなびきて 月のさわりと なるぞ悲しき」
和泉式部
「はるはると さかしき峯を 分過ぎて 音なし川を けふ見つるかな」
後鳥羽院
「降りみだれ ひまなき空に 亡き人の 天かけるらん 宿ぞかなしき」
光源氏
*和歌うた以外のオリジナル「伊勢参り」「桜の下で」他
事前申込制
参加費(事前予約):3,000円
参加費(当日):3,500円(空席がある場合)
お問合せ
主催/予約歌で伝える歴史文化の会
TEL&FAX:03-3906-1984
E-mail amsa@jcom.zaq.ne.jp
※お申込みは、お電話もしくはE-mailよりお願い致します