■ 2026年4月3日(金)~4月5日(日)
■ 参加者数:13名
今年度も、三重テラスみえみかん部が三重テラスオリジナル商品「シェル・レーヌ尾鷲甘夏」の原材料となる甘夏の収穫体験を通じて、原材料調達のプロセスに携わる企画を開催しました。今回で3回目の企画になります。

1日目は、夕方に尾鷲へ集合。
東京や関西方面など、それぞれ異なる場所から集まり、尾鷲で合流し、尾鷲市地域おこし協力隊の田中さんを交えて交流会を開催しました。田中さんは、釣りをきっかけに地域おこし協力隊になったとのこと。尾鷲に来てから、ほぼ毎日釣りへ行っているそうです。以前は3日に1回ほど釣りへ行っていたそうですが、「尾鷲では海との距離がさらに近くなった」とのことでした。

2日目 天気は曇りのち雨。
午前中は尾鷲の魚市場で開催されている「尾鷲イタダキ市」へ行きました。
地元の海産物や干物、野菜などが並び、朝から地域の方々を中心に賑わっていました。

また、市場近くでは漁獲した魚を、いけすへ移動させるシーンを見ることができて、尾鷲の日常に触れる時間を過ごしました。

その後は、尾鷲港近くにある「長久丸冷蔵」さんへ。創業100年を超える長久丸さんは、マグロ漁船を持つ水産会社で店内にはマグロやカツオなどが並び、女将の大門さんより、尾鷲の漁業や冷凍技術についてのお話も伺いました。

午後からは、尾鷲市地域おこし協力隊の櫻井さんにセッティングしていただき、相賀農園の相賀さんのお手伝いへ。心温まるおもてなしをしてくださいました。お手伝いさせていただいた内容は、収穫後の甘夏を袋詰めする “予措(よそ)”という工程。これは、甘夏を一つひとつ袋に入れて長期保存するために行います。作業をしながら、相賀さんから甘夏づくりについてのお話も伺いました。

甘夏の木の寿命は50〜60年ほど。しかし近年は尾鷲でも雨が少なく、乾燥によって枯れてしまう木も増えているそうです。今年の甘夏は、雨が少なかった影響もあり、例年より甘みが強め。酸味はやや穏やかで、甘夏特有のほろ苦さとのバランスが特徴とお話がありました。
また、
- 紅はっさく
- サンフルーツ
- 新甘夏
など、地域で育てられているさまざまな柑橘についても教えていただき、それぞれの柑橘を食べ比べさせていただきました。
害獣被害についてのお話も出ました。シカは木の皮を食べてしまい、木が傷む原因に。イノシシは地面を掘り返してしまうため、収穫時の運搬にも影響が出るそうです。さらに、カラスは実った甘夏を上からつついてしまうこともあるとのこと。こうした被害を防ぐため、春ぶりなどの漁で使用され、使われなくなった※定置網を活用して畑を守る工夫も行われていました。実際にその定置網を畑で活用できるようなサイズにカットする作業も体験させていただきました。
※定置網(ていちあみ)とは、魚道にあたる海中の一定の場所に網を固定し、回遊してくる魚が網に入り込むのを待つ漁法(待ちの漁法)、およびその網のことです。

夜は、尾鷲の地域おこし協力隊の方をはじめ地元の方や、みえみかん部、東京から尾鷲に視察に来た学生の皆さんによる交流会に参加しました。会場では、この場をセッティングしてくださった尾鷲市職員の野田さんより、「親戚の家に帰ってきたような感覚で過ごしてほしい」というお言葉をいただきました。
食事には、
- 甘夏を使ったサラダやデザート
- ブリやタイのお刺身
- ジビエ料理
- 魚釣りの好きな地域おこし協力隊の田中さんが釣ったカマスのちらし寿司
など、尾鷲ならではの食を味わいました。

3日目
本来は2日目に予定していた甘夏収穫でしたが、雨の影響で実施が難しい状況に。しかし、日下さんのご厚意により、最終日に甘夏収穫を実施することができました。畑では、“高枝切りバサミ”を使いながら、一つひとつ丁寧に甘夏を収穫。みかん部の部員は初参加の方が多く、実を傷つけないよう慎重に扱いながら作業しました。
収穫を通して、普段商品として手に取っている甘夏が、多くの手作業によって支えられていることを実感する時間となりました。

参加者の声や農家さんの声を図にまとめてみました!詳しくは以下をご覧ください。↓↓

(コミュニティマネージャー:阿部)
みえみかん部で尾鷲へ甘夏収穫に行くのは今回で3回目となります。雨天で甘夏収穫が中止になると思いきや、農家さんのご厚意で、甘夏収穫の機会をいただいたり、雨天プランを提案してくださった地域の皆さんの温もりに触れ、参加者からも感謝の声がたくさん聞かれました。尾鷲での3日間は、甘夏を通じて地域の暮らしや人とのつながりをより体感する時間となりました。尾鷲の皆さん、本当にありがとうございました!
(コミュニティマネージャー:大西)
今回も温かく迎えてくださった尾鷲の皆さん、本当にありがとうございました。2回目となるワーケーションの参加でしたが、都度新しい発見がありますます尾鷲が好きになっています(現在進行形)来年の収穫時期も、ぜひ参加させてください。
過去の尾鷲甘夏収穫の様子は、こちらをご覧ください。↓↓
