「木の救出から始まる循環『tsunagu』」
■開催日: 2024年10月17日(木)18:30~20:00
■ 参加者数:15名
三重県桑名市にある住宅資材卸業の三代目アトツギ・西塚卓郎さんから
お話を聞き、より良き未来をみんなで語り合いました。

前半は、西塚さんのお話
「空き家は増える一方、大工さんは減少し建物の利活用が進んでいない。
ほとんどの建物や家具が解体・処分され、中には貴重な古材も混ざっている。このような現状を打開しようと、コロナ禍に新規事業「tsunagu」を立ち上げ、何十年何百年と家を守ってきた「木」を救出し、新たな価値(伊勢古材・yomeiri)としてもう一度生まれ変わらせ、「木」の循環を目指している。」
イベントの途中にも、「伊勢古材以外にもどんなものを取り扱っているのか」など
質問が絶えず飛び交い、会場は盛り上がりました。
後半は、西塚さんが三重県から持ってきてくださった三重県桑名市の「安永餅」2種類と伊勢茶をいただきながら部員同士の交流会を行いました。

参加者からは、
「昔の人がお金にならないと考えたモノに価値をつけるって素晴らしいと思った。」という意見が出る一方、「戦前の建物は丈夫なものが多いが、戦後はとにかく建物を多く造ることが求められたため、戦後の建物を活用するのは厳しいのではないか。」といった意見もありました。

三重テラスならではのエシカルをめざして、
エシカル・アクション部の次の活動も一緒に作っていきましょう!
(コミュニティマネージャー阿部)