エシカル・アクション部 第3回活動「漁網・定置網から広がるエシカルな暮らし」

エシカル・アクション部 第3回活動「漁網・定置網から広がるエシカルな暮らし」 部活動


尾鷲市地域おこし協力隊・安藤さんが 提案する「エシカル・アクション部」を開催しました。

■2025年10月20日(月)19:00〜20:30
■参加者数:9名

参加者はコワーキングユーザーさんとそのお友達、また、初めて三重テラスに来られた方も。
「ちょっと時間があるから参加してみようかな」という気軽なスタイルでの開催でした。
(途中で3名の方が抜けられたのもリアルな”部活動”感でした)

<幹事の安藤範子さんからコメント> 
テーマは「定置網」。
…とはいえ、「そもそも定置網って?」というところからスタート。
今回は特別な資料を用意せず、私自身の体験や現場の話を中心にお話ししました。
ただ、定置網のスケールや仕組みは、写真などのビジュアルもあるともっと伝わるなと実感。

エシカル・アクション部としては「廃漁網の活用」が大きなテーマ。
でもその前に、“定置網を知ること”から始めたいと思っています。
生活と少し距離のあるテーマを、どう“自分ごと”に感じてもらえるか——
今後の工夫の余地を感じました。

一方で、参加者の皆さんからは新しいアイデアも。

「大きくて丈夫な素材なんだから、そのまま活かせばいいのでは?」という発想から調べてみると、
他県では、刺し網をグリーンカーテンとして使っている事例が!
実際にお話しを伺ってみたいと思います。
次回は、参加者のご都合を見ながら、また開催予定です。

1月頃には尾鷲の定置網漁師さんを三重テラスにお招きできそうなので、そのタイミングでの開催も検討中です。

▲実際に網を触って広げてディスカッションしました

<参加者からのコメント>
・定置網について初めて知りました。九鬼の地形の特徴も興味深い。

・定置網って、海の建築物のよう。引き続き考えていきたい。

・宇宙関係の仕事をしていますが、何か応用できないか考えたいので網を持って帰ります。

・網の強度に驚き。自宅で物を吊るしてみて、日常への取り入れ方を考えてみたい。

▲定置網や九鬼の地形に興味津々の部員さん

参加者の職業柄や興味が反映され、真剣に考える時間となりました。

その自由で主体的な雰囲気は部活動ならでは!

網を持ち帰られた方から、後日「最小限の網で魚を取れる仕掛けとして縦長のトルネード状にしてみるのはどうか」とアイデアをいただきました。

次回の展開もお楽しみに!  

(コミュニティマネージャー山田)